半フリの呼吸回数ってどれくらいがいいんだろう・・・?
[/ふきだし]そんな悩みを抱えている人は少なくないと思います。
こんにちは、swim×tech編集部です。
[/ふきだし]こんにちは、swim×tech編集部です。
僕自身、長年50m自由形の選手として全国大会に出場してきた経験もありますが、半フリに置ける呼吸の回数問題はどの選手も経験したことがあるかと思います。
実際に僕自身も、小さめの試合で呼吸の回数を調整しながら全国大会では何回の呼吸で泳ぐかも考えたものです。
そこで今回は、半フリでの呼吸の回数を僕自身の経験も生かしながら皆さんにお届けできたらなぁと思います。
半フリでの1番いい呼吸の回数は何回?
半フリの呼吸の回数は個人個人で異なります
まず、当たり前かもしれませんが半フリで一番いい呼吸の回数は当然個人の肺活量やトレーニング量によって異なります。
選手の年齢や性別によっても異なってくるため、一概に何回がいいとは言い切ることはできませんが、半フリで呼吸を減らすメリットとしては泳ぎのテンポが崩れないことや抵抗が少なくなることがあります。
- 泳ぎのテンポが崩れない
- 抵抗が少なくなる
呼吸を無理して我慢しすぎるとラスト15mで体が全く動かなくなります
そう思ったスイマーの方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。
呼吸を我慢しながら泳ぎ続けると、ラスト15mあたりから急激に体が動かなくなります。
半フリにおいては、ラスト15mからさらに伸びてくる選手も多いため、ここで体が動かなくなってしまうことははっきり言って致命的です。
そうならないためにも、限界ギリギリの呼吸の回数を見つけることが重要となってきます。
僕個人のおすすめは2回です
そう思った人も多いと思うので、ここでは僕自身の呼吸の回数を紹介してみようと思います。
僕自身の半フリでの呼吸の回数は2回で、吸うタイミングとしては25m前後に1回と、残り15m前後で1回です。
このタイミングで呼吸することによって、ラストまで力強く泳ぎきることができました。
※長水路の場合は、プールの底にラインが引いてあるのでわかりやすいですよ。
あくまでも僕自身のベスト呼吸回数なのですが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 1回目:25m前後
- 2回目:残り15m前後
日本トップクラスの半フリ選手の呼吸回数は?
男性選手の場合
①:中村克選手の呼吸の回数は?
今回題材にしたレースは2018年の日本選手権決勝です。
呼吸の回数としては、安定の0回でした。
②:塩浦慎理の呼吸の回数は?
今回題材にしたレースは2018年の日本選手権決勝です。
塩浦選手の場合も、呼吸の回数としては0回でした。
女性選手の場合
①:池江璃花子選手の呼吸の回数は?
今回題材にしたレースは2018年の日本選手権決勝です。
池江選手の場合は、呼吸の回数は1回で、呼吸したタイミングとしてはラスト15m手前と言った感じでした。
まとめ:半フリの呼吸回数に関しては減らしたほうがいいけど我慢しすぎるのはかえって悪効果!
今回は、半フリの呼吸回数について紹介してきましたが、呼吸回数は当然ながら減らしたほうがいいものの、やはり我慢しすぎるのはよくないようです。
あの池江選手ですら1回呼吸をするのですから、無理して無呼吸にこだわる必要はありませんよ。
かと言って呼吸の回数を増やしすぎると逆に遅くなってしまうので、自分自身の最適な呼吸回数を見つけてみてくださいね。
以上:【半フリ】半フリの呼吸の回数って何回が一番いいの?呼吸のタイミングや回数も徹底解説でした。
どうしても速くなりたい。
絶対に全国大会に出場したい。
綺麗に泳げるようになりたい。
そんな思いを持っている方はぜひこの記事を読んでみてください。
きっと、今までとは比べ物にならないくらい水泳が楽しくなっていますよ!