バタフライのコツ

【マイケルフェルプス】理想のバタフライのフォームは?マイケルフェルプスのバタフライを徹底分析

バタフライを上達させたいんだけどどうしたらいいんだろう・・・

マイケルフェルプス選手のバタフライをまねしたいんだけど特徴はあるの???

そんな悩みを抱えているバタフライスイマーの方は少なくないかと思います。

こんにちは、swim×tech編集部です。

今回は、マイケルフェルプス選手のバタフライのフォームについて分析していこうと思います。

マイケルフェルプス選手といえば、水泳界のレジェンドですよね。

数々の世界記録を打ち立てた裏にはどんなフォームの特徴があるのかを徹底分析していこうかと思います。

マイケルフェルプス選手の経歴

マイケルフェルプスのバタフライの特徴

それでは、ここからマイケルフェルプス選手のバタフライの特徴について紹介していきます。

特徴としては主に3点あげられるかと考えています。

MPのバタフライの特徴
  • 肩周りの柔軟性
  • うねり
  • キャッチの上手さ

①:肩がすごく柔らかい

まず、一つ目の特徴として肩関節の柔らかさです。

この写真は、実際にマイケルフェルプス選手のバタフライの1コマですが、とても肩関節が柔らかいことがわかるかと思います。

引用:[Swimming] Michael Phelps – Butterfly Training (2002)

かなり肩関節が柔らかいかがわかるかと思います。

これは、次の特徴としても紹介しますがフェルプス選手はフラットなバタフライの例として取り上げている人も少なくないですが、うねりをうまく利用して泳いでいることがわかるかと思います。

うねりを利用することで、イルカのように、水に逆らわずに泳げるという訳です。

どうしてうねりを利用しているのにフラットな泳ぎに見えるの?

と思う方も多いかもしれませんが、それも肩関節の柔らかさに起因しています。

つまり、上半身はうねりを利用するために思いっきり突っ込みますが、肩関節が柔らかいので体全体が沈むのを防ぐために腕で支えているというイメージです。

うねりの力を利用しつつ、腕で水を抑えているので体が沈み過ぎない。

これがフェルプス選手の強みですね。

②:フラットな泳ぎに見えるがうねりを利用している

続いての特徴としては、うねりを利用しているということです。

ここでは、主になぜフェルプス選手はうねりを利用しているのにフラットに見えるのかについてもう少し詳しく解説していこうかと思います。

あくまでもswim×tech編集部の意見ですが、理由としては入水時に腕を内旋(親指を下に向ける)かと考えています。

少し見にくいかもしれませんが、下の画像を見てください。

引用:[Swimming] Michael Phelps – Butterfly Training (2002)

実際に入水時と入水後の画像ですが、腕を内旋していることがわかるかと思います。

内旋をするメリットとして、肘が落ちにくいというのがあげられます。

肘を落とさない(ハイエルボー)でうねる所にフェルプス選手の強みがありますよね。

③:入水〜キャッチまでのロスが少ない

最後の特徴としては、入水〜キャッチでロスが少ないです。

うねりはするものの、腕はうねらずにほぼ水平でストロークに移動する。

これを可能にしているのが、キャッチの上手さなのではないでしょうか。

キャッチに時間をかけ過ぎないからこそ、腕が落ちる前にプルの動作に移動できる。

だからこそフラットな泳ぎに見えるということです。

マイケルフェルプス選手のバタフライを会得するためには?

それでは、ここからはフェルプス選手のバタフライを会得するために必要なステップについて紹介していきます。

MPのバタフライを会得するには
  • 柔軟性を身に着ける
  • キャッチの精度をあげる
  • 映像をなんども見返す

①:とにかく肩周りを中心とした柔軟性を身に着ける

まずは、柔軟性に関してです。

うねりを利用しながら、フラットに泳ぐことができるのは肩周りの柔軟性があるからです。

そのため、まずは柔軟性を身に付けることが重要でしょう。

ですが、いくら柔軟性があったからといってそれに見合う筋力がないと泳ぎには繋がりません。

筋力トレーニングも組み合わせて柔軟性を身につけていきましょう。

②:キャッチの精度をあげる

二つ目のポイントとしては、キャッチの精度をあげるということです。

キャッチがうまくなれば、全種目のタイムアップに繋がります。

でも、どうやったらキャッチが上手になるの?

と思う方も多いかと思いますが、ポイントとしては2つあります。

キャッチを上達させる方法
  • ピーナッツパドルを利用する
  • スカーリング等を練習に取り入れる

特におすすめなのがピーナッツパドルです。

毎回練習時にドリルとして取り入れれば、確実にストローク長が伸びるとともに、キャッチがとても上達します。

ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

参考:【全国王者推薦】水泳用パドルの選び方と目的別おすすめ人気なパドル5選

参考:【水泳メニュー作成】水泳のメニュー作成方法を元全国大会常連スイマーが解説します!

③:映像をなんども繰り返し見る

そして、一番重要なのは映像を繰り返しなんども見ることです。

映像を見ることで、実際に体をどう動かせば良いかのイメージトレーニングを行いましょう。

毎日、なんども繰り返すことによって、自然に体現できる日が必ず訪れますよ!

映像リンク:https://www.youtube.com/watch?time_continue=87&v=T7gNPwRjgNQ&feature=emb_logo

フェルプス選手のバタフライはかなり理想形です。

今回は、マイケルフェルプス選手のバタフライに関して紹介しました。

実際に映像をみてもらえるとわかるかと思いますが、かなり体現するのは難しいです。

しかし、フェルプス選手の強みを少しでも自分の泳ぎに取り入れることができれば、確実にタイムアップに繋がるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にして日々の練習に取り入れてみてくださいね!

以上:【マイケルフェルプス】理想のバタフライのフォームは?マイケルフェルプスのバタフライを徹底分析でした。

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