パドルってどう使い分ければいいんだろう・・・
そんな悩みを持っているスイマーの方は多いかと思います。
実は、かつての僕自身もパドルの使い方に悩んでいた時期がありました。
プルが僕の持ち味なんだけど、パドルの種類が多すぎて一体どのパドルを使用したらタイムが伸びるんだろう・・・
そんな不安を抱えていたため、いろんな種類のパドルを購入して練習で使用していました。
様々なパドルを使用してきた僕だからこそわかる、本当におすすめする水泳のパドルについて紹介していこうと思います。
パドルはきちんと目的にあったものを使用することで初めて効果が現れますし、自分にあったサイズのものを使用しないと故障にもつながります。
そこで今回は
- パドルの用途別の選び方
- おすすめのパドル
について紹介していきます。
パドルの種類
まずはパドルの種類について紹介して生きます。
パドルといっても種類は主に
- フィンガーパドル
- 穴あきパドル
- テクニカルパドル
- グローブパドル
の4種類があります。
ここでは、1つずつ用途を紹介していきます。
フィンガーパドル

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フィンガーパドルとは簡単にいうと、筋力をつけるのではなく水を掴む感覚を身につけるためのパドルです。
水泳というのは筋力をつければいいだけではなく、かといってテクニックだけでも勝負できないという難しい競技です。
フィンガーパドルの主な使い方としては、次の三種類です。
- スカーリングで水を掴む感覚をより理解しやすくする
- ドリルでストロークを修正したい時に使う
- 試合前だけどパドルを使って刺激を入れたい
水を掴む技術が高ければ高いほど楽に早く泳ぐことができるので、速く泳ぎたいスイマーには必需品です。
穴あきパドル

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穴あきパドルというのは、俗にいう一般的なパドルです。
このパドルの用途としては、筋力をつけることです。
いつもより負荷をかけて泳ぐことで、泳ぐ時に使う筋肉がピンポイントで鍛えることができるので、力強いストロークが可能になります。
ですが、そのぶん肩や腕に負荷がかかるので、故障につながってしまう場合があります。
このパドルのサイズとしては自分の手のひらの大きさと同じか少し大きいくらいがちょうどいいです。
テクニカルパドル

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ここでのテクニカルパドルとは、ある特定の目的のために使うパドルのことです。
そのため、みんな必要というわけではありませんが自分が修正したいなぁと思った時に実際に買うという認識でいいと思います。
グローブパドル

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グローブパドルの特徴としては、布製ですので公共のプールで使用することができることです。
手のひらを大きくして負荷をかけるのではなく、グローブ自体が水を吸って重くなるため負荷がかかるという仕組みです。
このタイプのパドルは、選手コースのスイマー向けではなく、公共のプールで練習しているマスターズスイマー向けのパドルです。
なので、ストロークを強化したいマスターズスイマーはぜひ買っておきましょう。
おすすめのパドル
それでは、ここから僕がオススメするパドルを紹介していこうと思います。
フィンガーパドル編
ミズノ水泳用 フィンガーパドル(85ZP050)
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こちらはトップスイマー御用達のフィンガーパドルです。
水泳大国オーストラリアで生まれたフィンガーパドルで、手のひらだけでなく手全体でしっかりと水を捕らえる感覚がわかるようになるところが最大の利点です
さらに、フィンガーパドルのほとんどが、人差し指から小指までをカバーしているものが多かったですが、この85ZP050は親指から小指まですべての指をカバーしているので安定しており、使いやすくなっています。さらにこの85ZP050は、今までの平面の物でなく小指のところが反り上がっており、力が逃げない作りも特徴です。
サイズとしては
- M → 一般用
- S → 一般女性・ジュニア
といった感じです。
とにかく水を掴む感覚をマスターしたいスイマーにはこのパドルが一番おすすめです。
穴あきパドル
Strokemakers ストロークメーカーNEO
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まずは定番中の定番を紹介します。
このストロークメーカーは、僕自身も愛用していましたがとにかく使いやすかったです。
ストラップの位置を完全に自分で決めることができたので、用途によってストラップの位置を変えるということも可能です。
サイズのも細かく設定されていて悩む人も多いと思いますが、目安としては
- サイズ0(パープル) → ジュニアサイズ(小学生用)
- サイズ0.5(オレンジ) → 高学年〜中学生スイマー向
- サイズ1(ライトブルー) → 中学生〜成人スイマー向け
- サイズ2(イエロー) → 肩への負荷が大きいのでコーチと相談
といった感じで大丈夫です。
特にこだわりなくパドルが欲しいという人はこちらのストロークメーカーがオススメです。
asics(アシックス) パドル:AC-003

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続いてはアシックスから発売されているパドルです。
こちらのパドルは、ストロークメーカーよりもより実際の手のひらの形に近いのでより実践的なトレーニングができます。
こちらのストラップの位置が自分で自由に調節できるので、かなり使いやすいです。
また、パドルに穴がいっぱい空いているため、水の流れを感じながらトレーニングできます。
- アシックスが好き
- 実際の手のひらに近い形の方が泳ぎやすい
という人にピッタリです。
テクニカルパドル
FINIS アジリティパドル
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こちらは、なんとストラップがついていないという斬新なパドルです。
こちらは、入水時に理想的な角度・位置でないとパドルが外れるようになっているので
入水が苦手なスイマーは購入する価値があります。
このパドルは4泳法に対応しているので、パドルが使いにくい平泳ぎを専門にしているスイマーにもおすすめです。
ピーナッツパドル

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こちらは、パドルの底が舟形のようになっている特殊なパドルです。
そこがパドルになっていることで
- 水を掴む感覚が研ぎ澄ませる
- 1ストロークで進む距離(ストローク長)が伸びる
といったメリットがあります。
少し利用するだけでも25mあたりのストロークが平均で1~2回減るので、かなり効果があります。
筋力をつけるのではなくストロークを綺麗にしたい人・ストローク長を伸ばしたい人にはかなりオススメの商品です。
グローブパドル
ARENAフィットネスグローブ スイムパドル:ARN-4437
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こちらはARENAから出ている商品です。
各指の間が水かきのようにつながっているものの指先が出ているので水を感じることができる商品です。
他のグローブパドルですと指全体が覆われていたりとスイマーのことを考えていない商品もよくあります。
なので、マスターズスイマーの皆さんにはこちらのグローブパドルをお勧めします。
まとめ:おすすめはストロークメーカーNEO一択
今回は、おすすめのパドルについて紹介しました。
パドルのサイズやどのパドルがいいかということは初心者にはよくわからないと思います。
この記事を参考にして自分にあったパドルを見つけてください。
個人的には、まずはストロークNEOを購入すれば間違いないと思います。
日本のトップクラスのスイマーが利用していますし、あの北島公介選手も使用していたパドルです。
ストロークNEOは、Amazonだと期間限定のデザインも売っているのでアマゾンで購入することをおすすめしますよ!
以上:【全国王者推薦】水泳用パドルの選び方と目的別おすすめ人気なパドル5選でした。
どうしても速くなりたい。
絶対に全国大会に出場したい。
綺麗に泳げるようになりたい。
そんな思いを持っている方はぜひこの記事を読んでみてください。
きっと、今までとは比べ物にならないくらい水泳が楽しくなっていますよ!