水泳のスタートのコツってあるのかな?
水泳のスタートで毎回頭一つ離されちゃうからどうにかしてスタートを克服したい!
そんな悩みを抱えている人も少なくないかと思います。
こんにちは、swim×tech編集部です!
[/ふきだし]今回は、水泳のスタートで頭一つリードするためのコツについて紹介していきます。
水泳のスタートは、特にスプリンターにとっては重要な部分ではあるもののどうしたらスタートでリードできるのかよくわからない人も多いかと思います。
そこで、今回は世界的にもスタートが上手なことで有名な選手のスタートから見出したコツについて紹介していこうと思います。
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水泳のスタートには5つの局面がありますよ
まず、水泳のスタートには5つの局面があります。
その局面でのコツを全てこなせるようになると確実にスタートが上手くなりますよ。
①:スタート台での動作
まずは、スタート台での動作です。
スタート台での動作にタイムが影響するなんてことあるの?
[/ふきだし]そんな疑問を持つスイマーの人も多いかと思いますが、実はスタート台での動作はかなり重要になってきます。
スタート台での重要なポイントとなってくるのは、目線と腰の位置となっています。
スタート台での目線としては、自分の足の指をみているスイマーも多いかもしれませんが、少し前を向いているほうがスタート時に飛び出しやすくなっています。
イメージとしてはプールの2mラインをみるといいかと思います。
腰の位置は、なるべく高い位置に置いておきましょう。
- 目線:2mラインを見る
- 腰の位置:高く保つ
②:スタート台を蹴るまで
続いては、スタート台を蹴る瞬間までのコツを紹介していこうと思います。
スタート台を蹴る瞬間までのポイントとしては主に、目線と腕の動き、そして後ろ足の3つです。
スタート時の目線とは?
まず、スタート時の目線としては基本的に5mフラッグを見る感じで大丈夫です。
この時、腹うちを怖がって目線が下のままだとスタートの飛距離が伸びないため、浮き上がった頃にはすでに大きな差がついてしまいます。
そのため、スタートの合図がなった瞬間から、目線を2mラインから5mフラッグに移していきます。
この時に、体の重心を徐々に前に持っていくことも忘れないでくださいね。
スタート時の腕の動きとは?
クラウチングスタートをしているスイマーは、目線を前に持っていくと同時に腕でスタート台を押していきます。
そうすることで、スタートに勢いが生まれるとともに重心の移動がスムーズになります。
スタート時の後ろ足の動きとは?
スタート時の後ろ足は、スターティングブロックがついている場合は思いっきり蹴りましょう。
スターティングブロックがついていなかった時には、後ろ足で思いっきり蹴ると滑ってしまうおそれっもありましたが、スターティングブロックがある場合は大丈夫です。
後ろ足で思いっきり蹴ることによって、体を水面に対して平行近い体制にすることができます。
あとは、軸足で思いっきり蹴るだけです。
- 目線:徐々に2mラインから5mフラッグに
- 腕の動き:スタート台を押して重心を前に持っていく
- 後ろ足:しっかり蹴る
③:空中動作
空中動作としては、主にスタート台を後ろに押していた腕を前に持ってくることと、目線を元に戻すことが重要になってきます。
④:入水動作
入水動作としては、主に体を一直線にすることと、できれば足を重ねることです。
体を一直線にするときのコツとしては、最初に上半身を一直線に固定した後に軸足を蹴った勢いで下半身を上に持ち上げるといった感じです。
ここが少し難しい部分になっていますが頑張って習得してみてくださいね。
⑤:入水してからの水中動作(ドルフィンキックなど)
入水してからの動作としては、入水した直後からドルフィンキックを打つのではなくて、少し間を置いてから打ち始めるといいかと思います。
スタートの勢いを殺さないようにしましょうね。
水泳のスタートに関するQ&A
ここからは、よくある水泳のスタートに関する質問を紹介していきます。
Q:水泳のスタートにはクラウチングスタートとグラブスタートがあるけどどっちがいいの?
スタートには、クラウチングスタートとグラブスタートがありますが、基本的にはクラウチングスタートが主流となっています。
特に、スターティングブロックが設置され始めたことによってクラウチングスタートでの課題だった飛距離も改善されつつあります。
Q:水泳のスタートを練習したいけどおすすめの方法はあるの?
水泳のスタートの練習方法は世に出回っていないため、僕自身も苦労してきました。
おすすめの練習方法としては、1つ1つの動作をまず陸上でイメージしながらやってみることです。
体の動かし方がなんとなくイメージできるようになったら、次は実際に飛んでみることです。
水泳のスタートは練習を重ねて無意識にできるようになるまで体に落とし込むことがとても重要になってきます。
まとめ:水泳のスタートは練習あるのみ!
今回は、水泳のスタートについて詳しく紹介していきました。
スタートに関してはあまり練習に取り入れていないクラブも多いですが、練習しないことには上手くなりません。
皆さんもぜひ今回の5つのコツを意識して練習してみてくださいね。
とは言っても動画で実際にみて学んでみたいなぁ
[/ふきだし]なんてスイマーにはこちらのDVD教材をおすすめしていますよ。
何と言っても、水泳日本代表のコーチを勤めたことのある村上 二美也さん監修の教材なので、とても為になりますし日本代表のコーチに飛び込みやターンを習う機会なんて滅多にないので決して高い買い物ではありませんよ。
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以上:【現役スイマーが解説】水泳のスタートで頭一つ前に出るための5つのコツとは?でした。
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そんな思いを持っている方はぜひこの記事を読んでみてください。
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